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SL大学|販売管理システムの商品コードの作り方

SL大学2023.1.6

こんにちは、システムライフ(SL)大学です。SL大学とは2022年に立ち上がった社内教育機関で、毎月勉強会を開催しています。その一部を学習ノートとして公開いたします。

システムライフ大学

商品コードや取引先コードなどは、どのように整備するのがベストなのでしょうか?

意味づけのない連番か、意味づけした番号か

コードの作り方は2通り。①意味を持たせない単純連番と、②意味を持たせた要素番号の複合体です。
①は登録順に01→02→03…と連番を割り振るため、コード使用状況を把握しやすいメリットがあります。しかし画面や紙に出力されるデータの並びは殆どの場合コード順となるため、データをある条件順に分類し出力したい場合、そのための属性コードをマスター内に更に設けなければいけません。それを避けるときに②を採用します。

①意味づけのない単純連番で作るコード【例】:地域コード、単位コード、部門コードなど
登録数が少ない、コードを見ただけで属性判断する必要がない場合などに適している

②意味を持たせた要素番号の集合体で作るコード【例】:商品コード、取引先コードなど
数が多く管理/運用効率を上げる必要がある、コードを見ただけである程度の属性を判断したい場合などに適している

商品コードに意味を持たせるときの注意点

食肉卸の場合、商品コードには次のようなパターンで要素を組み込み意味づけします。

商品コードに組み込む要素は、不変的なもの(牛豚鶏などの畜種、商品ブランドなど)が適します。ただし要素を持たせすぎると桁数が増え、デメリットも増えがちなので注意が必要です(コード桁数を増やすカスタマイズは関連機能すべてに修正が入るため数百万円になることも)。

種類が多い属性(産地や細かいブランド名など)は商品マスターに設定し、商品コードには厳選した要素のみ組み込めば、シンプルなコード体系で管理/運用効率を上げながらデータの並びをある程度コントロールすることができます。

データ連携を行う場合はさらに注意

会計ソフトなど外部システムとのデータ連携を行う場合、双方のシステムで同じコードを使うのが理想ですが、他社のシステムや既に運用中のソフトだと難しいでしょう。この場合はコードの変換マスタを用意しますが、1対1でデータの受け渡しを行わない場合もあるので注意が必要です。

販売管理システムで商品コードを細分化管理し、受け渡し先システムでそこまで細かい管理を必要としないケースでは、コードとデータの集積処理を行うだけなので比較的簡単です(上図左)。

しかし、販売管理側で1コード管理する項目を受け渡し先システム用にデータ分解する(上図右)のは至難の業。従って、受け渡し先システムと同じコード体系で運用するのがベストです。


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