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導入事例CASE STUDY

システム再構築で長距離輸送の受注も利益を可視化

カテゴリ名
運輸
課 題
運送基幹システム再構築
導入システム
運送パッケージカスタマイズ
導入費用
500~1000万円(51~100名規模)
従業員規模
51~100名
業務形態
中長距離輸送、長距離フェリー輸送

トラック輸送のほかに、フェリーや鉄道コンテナによる長距離輸送も請け負う。異なる輸送手段を組み合わせて受託することも多く、既存システムが対応できずに受注あたりの粗利把握が困難になっていた。

導入前の課題

・輸送手段が複数になっても、受注あたりの粗利を簡単に把握できるようにする
・データの二重入力やExcel帳票の作成など、事務の不合理を解消する
・自宅や外出先からも利用できるシステムを構築し、利便性とリアルタイム性を上げる

導入後の効果

・複数の輸送手段を使った受注も、全体粗利がすぐに把握できるようになった
・帳票の統一化やシステム間データ連携を取り入れたことで、事務管理コストを削減できた
・場所を選ばずシステムにアクセスできるようになり、利便性とデータのリアルタイム性が増した

製品・サービスの特長

  • 親子明細管理で、輸送手段が分かれた受注も利益を見える化
    既存システムでは1つの受注に対して1明細しか登録できなかったため、長距離輸送を受注して「船便と傭車」など複数の輸送手段を用いると、受注伝票を分けて登録するしかなかった。これにより、受注あたりの利益集計が煩雑になる、利益を生んでいる路線の把握が難しいなどの問題が発生していた。そこで運送管理パッケージLOGI-Cubeの一部機能をカスタマイズし、受注の全体情報である「親明細」と、配送方法や傭車先の分割登録が可能な「子明細」に分けて管理できるよう機能実装。システム内で親明細と子明細が紐付くため、受注単位の利益集計が簡単に行えるようになり、計数管理と改善活動の強化に繋がった。
  • バラバラのExcel帳票を廃止し、管理業務の悩みを解消した
    既存システムに用意されていない帳票は、Excelで作成が行われていた。事務作業が増えるだけでなく、入力ミスやそれを防ぐためのルール整備、担当者によって内容やレイアウトがバラバラであることにもお悩みであった。今回導入したパッケージ(LOGI-Cube)は帳票作成の自由度が高かったため、オリジナル性の高い帳票もパッケージ側で新規作成することができた。一部はパッケージの類似帳票をカスタマイズするなどして、導入コストを削減。Excel帳票を廃止し入力ルールやレイアウトが統一されたことで、事務負担や教育コストを下げることができた。
  • システム間連携を導入し、経費や日報情報の二重入力を廃止
    それまでは、運行管理システム(デジタコ)・日計表管理システム・総務系システムを個別に単独使用しており、経費や日報情報を複数のシステムに手入力する必要があった。同じようなデータの重複入力に不便を感じておられたため、LOGI-Cube導入とあわせてシステム間データ連携を導入。デジタコから出力される実績データをLOGI-Cubeに取り込み、売上と手当計算を自動化した。また、売上データを既存の会計システム(勘定奉行)へ連携することで、多重入力の不合理を解消した。

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