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導入事例CASE STUDY

Web-EDIを導入し、在庫報告や請求業務の負荷を軽減

運輸倉庫管理システム
カテゴリ名
運輸
課 題
運送基幹システム再構築
導入システム
運輸倉庫管理システム
導入費用
5000万円~(201~500名規模)
従業員規模
201~500名
業務形態
自動車部品・一般貨物輸送など

主力事業は、かんばん方式で生産を行う自動車メーカー工場への部品輸送。このため各地に自社のデポを保有し、各自動車部品メーカーの部品を保管している。多様で複雑な業務を効率的・合理的に遂行するため、情報システムを1から見直すこととなった。

導入前の課題

・運行経費や売上・支払い情報などを全社横断で一元管理し、車輌別損益などの計数管理に繋げる
・システムフローを見直し、非効率な入力業務の分散や二重入力をなくす
・取引先とのやり取りは、EDIやメール自動送信を用いて省力化を図る

導入後の効果

・各拠点情報が日次で処理できるようになり、月末の業務負荷が軽減された
・運送データの一元化とリアルタイム性の確保で、車輌別損益などの計数管理を容易にする仕組みができた
・在庫報告や請求書のやり取りにWeb-EDIを導入し、業務が効率化された

製品・サービスの特長

  • メーカー在庫の入出庫管理や日次報告は、EDI活用で効率化
    メーカー在庫は日次・月次で在庫報告する必要があり、入出庫情報の管理やデイリー業務の負荷軽減に課題をお持ちでした。新システムでは、取引先から受領するExcel形式の納品情報やかんばんシステムと連携した、商品別の受け払い管理を導入。商品の入出庫管理にかかる業務負荷を最小化し、各メーカーへの在庫報告についてはWeb-EDIシステムを導入して業務省力化を図りました。あわせて、入出庫データをもとに荷役・保管料計算と請求処理までシームレスに行えるよう、システムフローを整備。Web-EDIを請求業務にも適用させたほか請求書の自動メール配信にも対応させ、全体的な事務コスト削減を図りました。
  • 運送情報は一元管理し、二重入力や月末への業務集中を解消
    旧システムでは、配車表作成・日報・勤怠管理・売上/傭車管理の機能連携が取れておらず、同一情報の二重入力が発生していました。新システムでは運送情報を一元管理し、入力作業のムダ排除やデータのリアルタイム性向上を図りました。配車入力で配車表を作成し、車建ての売上(運送売上)は、配車データをもとに売上計上を行える仕様にして重複入力を回避。運転日報や経費情報は発生の都度入力(運行実績入力/車輌経費入力)していただき、日次処理を原則とする運用に変えたことで月末への業務の偏りが解消されました。データのリアルタイム性を保つと同時にすべての経費情報を車輌に紐づけ、車輌別損益を容易に把握できる仕組みを整えました。
  • ドライバー以外の勤怠情報も、基幹システム内で一括管理
    当事業者さまではタイムカードを見ながら勤怠入力が行われており、業務負荷が高く、残業計算やチェックなどに時間が掛かっていらっしゃいました。そこで、新システムには勤怠管理メニューを設け、ドライバー以外の勤怠についても基幹システム内で管理することにしました。ICカード式のタイムレコーダーを導入し、データ連携することで勤怠入力の手間を省略。基幹システムにて勤怠データ修正や手当/控除入力を行い、給与ソフトにデータを引き渡すシステムフローとしました。倉庫作業については、作業分類別の実績管理(入出庫作業やタイヤ組付け作業など)と作業分析ができるよう、「倉庫作業日報入力」を行っていただく運用としました。

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