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2021.02.03

物流倉庫

送り状一体型ピッキングリストで、通販出荷を業務効率化

  • 課題

    出荷業務の効率化

  • 導入システム

    倉庫管理システム

  • 導入費用

    2000~3000万円(101~200名規模)

  • 従業員規模

    101~200名

  • 業務形態

    通販向け3PL

複数の荷主から通販商品を預かる。出荷先は不特定多数の個人顧客なので、顧客ごとに納品書や送り状、請求書などを指示書通りに同梱して出荷しなければならず、細かな確認作業に時間がかかっていた。老朽化した倉庫管理システムを見直すにあたり、それらの課題解消が大きなテーマとなった。

導入前の
課題

  • ・荷主とのEDI入出荷データ連携を、できるだけ低コストで構築する
  • ・ピッキングのたび発生する納品書や送り状の宛先チェックを省力化し、ミスを減らす
  • ・振込用紙やカタログなどの同梱作業をスムーズにし、出荷業務を時短する

導入後の
効果

  • ・30パターンほどあった荷主とのEDI連携が、低コストで構築できた
  • ・オールインワン型のピッキングリストを採用したことで、各帳票の宛先チェック作業が省略された
  • ・同梱物やセット品などの特殊な出荷についても、ミスを抑制する仕組みができた
  • ・商品出荷後の配達ステータスまで一元管理し、問い合わせに即時対応できるようになった

製品・サービスの特長

費用が膨らみがちな荷主EDI連携は、汎用フォーマットで課題解消

倉庫管理システム(WMS)を入れ替えるにあたり、30社ほどある荷主とのデータ連携構築が課題の1つでした。荷主側と既存WMSはすでにEDI連携されており、新システムに同じ仕組みを備える場合、開発期間と費用が膨れ上がるからでした(データ様式は荷主ごとに異なるため、送受信プログラムを個別に開発しなければならない)。この解決策として、WMS連携用の汎用データフォーマットを1つ準備。各荷主からデータ受信後、汎用フォーマットに変換処理してからWMS連携することで、送受信プログラムの個別開発をカットしました。開発費用を抑えられたほか、荷主の新規開拓時に汎用フォーマットを使ったデータ連携が提案可能になりました。

送り状一体型のピッキングリストを採用し、煩雑な宛先照合作業を無くした

煩雑になっていた出荷作業を少しでも省力化するため、出荷指示では、ピッキングリスト・納品書・送り状がすべて一体化したシール台紙型の出荷帳票を採用しました。また、カタログなどの同梱物やセット品はすべてピッキングリストに印字し、バーコードを活用したピッキングを行うことで出荷ミスを抑制する仕組みとしました。ピッキング後の流れは、ピッキングリスト切り離し→納品書を同梱して梱包→送り状を外装に貼り付けで完了。従来、各帳票をそれぞれ持ち運び、ピッキングの都度宛先を照合しながら作業していたため手間と時間が掛かっていましたが、それらの問題が解消され、出荷作業の効率化に繋がりました。

出荷後の配達ステータスまでWMSで一元管理し、荷主からの問合せ対応を迅速化

新システムでは、荷主だけでなく運送業者とのEDI連携も構築。WMS側で送り状を発行したあとは、運送業者に送り状データを連携し、さらに運送業者から送り状ごとの配達状況データ(荷物追跡情報)を自動で受け取る仕様としました。これにより、「どの運送業者に委託したのか」「出荷した荷物が今どこにあるのか」といった出荷後の配達ステータスまで、自社WMSで一元管理できるように。当然、WMSでは出荷商品の情報と送り状情報がシームレスに紐づいているため、荷主からの荷物動態の問い合わせ時にも、手間なく即時回答ができるようになりました。

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