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2025.03.11

物流倉庫

バーコードからRFIDに移行し、入出荷作業を大幅時短

  • 課題

    入出荷検品の時短・効率化

  • 導入システム

    ICタグ入出荷管理システム

  • 導入費用

    3000~5000万円(11~20名規模)

  • 従業員規模

    11~20名

  • 業務形態

    リネン類のレンタル販売

10年以上利用していたシステムを更新するにあたり、サーバー機入れ替えやシステムバージョンアップに高額の費用がかかるため、抜本的なシステム見直しを検討。テレワーク対応のほか、従来型のバーコード検品にかかる業務コスト削減を図ることになった。

導入前の
課題

  • ・レンタル商品の入出荷作業を省力化し、将来的なレンタル事業拡大の下地をつくる
  • ・棚卸の頻度アップや単品管理商品の拡大などにより、在庫管理を改善する
  • ・社外からでも在庫確認や作業指示が行える環境を整え、IT投資効果を最大化する

導入後の
効果

  • ・ICタグ検品を導入し、4~5人で午後いっぱいかかっていた返品作業がトータル2時間まで短縮された
  • ・それまで買い切り品としてしか提供できなかった商品もレンタル展開できるようになり、収益アップした(レンタル事業拡大に貢献)
  • ・テレワーク対応したことで、在宅ワークや出張時でも在庫確認/作業指示が行えるようになった

製品・サービスの特長

バーコードからRFIDに移行し、一括検品で作業時間を大幅短縮

既存システムでは入出荷検品にバーコードタグが採用されていましたが、取扱量は1日数千枚にのぼり、返却時は通い箱を開封して1つ1つバーコードの場所を探してスキャンするため、業務負荷が高いことにお悩みでした。新システムでは1つずつスキャンする手間を省くため、バーコードの代わりにRFIDタグを取り付けることに。RFIDは一括スキャンが可能なため、通い箱に入れた状態で数量検品を実施する運用とし、作業時間が大幅短縮されました。またクリーニング~再流通を繰り返すことによるタグ劣化も無くなりました。

余計なタグ電波を遮断するパーティションを導入した

RFIDは同じ位置で積み重なった状態での運用に弱いため、そのような環境下でも一括スキャンできるようハンディ端末側を高出力設定しました。しかしそうすると、壁の向こうにある在庫などの不要なタグ電波まで読み取ってしまう問題が発生。作業場のレイアウトを変えることなく余計なRFIDタグを読み込まない方法を模索し、電波を吸収するパーティションを導入することで解決しました。検品業務の効率化・時短が実現されたことで人員配置に余裕が生まれ、別商材のレンタル展開実現にも繋がりました。

業務効率化やテレワーク対応など、投資効果を最大化

既存システムは社外からの接続を想定した運用が難しく、テレワークがしづらい環境でした。これを改善するため、新システムではVPN接続できるパソコン端末があれば、必要なときにいつでもアクセスできる仕組みとしました。これにより在宅ワークや出張時など、社外からでも在庫確認や作業指示が行えるように。RFIDの導入による入出荷/棚卸業務の効率化や在庫管理改善、レンタル事業拡大など、IT投資効果を最大化する取り組みとなりました。

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