

2021.06.16
#食肉卸
食肉専用システムに移行し、業務不合理がなくなった

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課題
事務作業の合理化
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導入システム
食肉パッケージカスタマイズ
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導入費用
1000~1500万円(21~50名規模)
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従業員規模
21~50名
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業務形態
国産牛を中心とした食肉加工卸
自社で目利きした牛枝を買い付け、解体を外部委託したのち買い戻して加工・販売を行う。市販の販売管理パッケージでは在庫管理が不十分で、伝票発行などではムダも発生していたことから、専用ソフトの導入検討に至った。
導入前の
課題
- ・食肉在庫管理システムを導入し、在庫精度の向上と機会損失防止を図る
- ・ムダな重複作業を無くし、販売量が増えても少人数で事務処理できる仕組みを構築する
導入後の
効果
- ・バーコードの活用でリアルタイム在庫が見える化したほか、出荷業務も省力化された
- ・外部委託の部分肉計量データや納品先で発行した伝票データを自動連携させたことで、入荷時や納品後の事務作業が時短された
- ・市販パッケージ利用時よりも実務に沿った運用になり、事務の生産性が向上した
製品・サービスの特長
食肉標準物流ラベルを流用し、自社ラベル貼付の手間を軽減
smartBPCの在庫管理は、入荷時に「自社専用の在庫管理ラベル」を貼付する運用を推奨しており、ラベルのシリアルNo.で入出庫記録をとる仕様としている。ロット単位での運用も可能としているが、国産牛の取り扱いが多い該社では1部位ごとの単品管理が求められ、なおかつラベル貼付にかかる業務負荷を抑える必要があった。そこで部分肉計量データをもとに「食肉標準物流バーコード」と「在庫管理ラベルのシリアルNo.」が紐づく機能を追加。自社製品については入荷時のラベル貼付が無くなり、作業の負荷を抑え精度の高い在庫管理を実現できた。
モバイルプリンタ採用で、納品業務と帰社後作業が時短された
主力商品が国産牛であるため、ルート営業時には、納品先で品質状態や格付けを確認してもらったうえで販売することが多かった。現金取引のお客様も複数あり、納品先で納品書・領収書作成が行われていたため、たびたび記入ミスが発生していた。新システムでは、営業マンが携帯プリンタとハンディターミナルを持ち歩き、納品先で売上入力して伝票発行する運用に変更。ラベルバーコードを読み取って売上入力する方式のため、ミスもなくなり、納品業務の時短・帰社後作業の省力化に繋がった。