導入事例CASE STUDY
バーコードブックを使って、鶏肉の在庫管理を実現
- カテゴリ名
- 食肉卸
- 課 題
- 主に鶏肉の在庫管理改善
- 導入システム
- 食肉パッケージカスタマイズ
- 導入費用
- 1500~2000万円(51~100名規模)
- 従業員規模
- 51~100名
- 業務形態
- 鶏肉を中心とした食肉加工卸
グループでブランド鶏の養鶏・食鶏処理まで行い、朝引きのフレッシュな鶏肉をスーパーや外食等に卸す。早朝入荷後すぐに出荷するため、在庫の動きが捉えられず棚卸差異が多発。既存の基幹システムはそのままに、在庫管理システムとしてsmartBPCを導入した。
導入前の課題
・業務スピードと商品鮮度を保ちながら、在庫の増減をリアルタイムで捉えられる在庫システムを構築する
・ハンディ検品を使った在庫管理改善で、月2回の棚卸業務を時短する
導入後の効果
・早朝に集中する入出荷業務に対応させ、受払履歴がリアルタイム管理できるようになった
・負荷の少ない現場運用と在庫精度アップを両立させた
・ハンディ検品導入により、早いタイミングで在庫差異がわかるようになった
製品・サービスの特長
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- 固定ロットNo.を使い、ラベル貼付なしで鶏肉の入荷管理を実現
- 既存の基幹システムでは在庫管理が不十分だったため、smartBPCの在庫管理機能のみを導入。しかし鶏肉は一度に入荷する品目・量が多く、出荷までのリードタイムも短いため、BPCが推奨する単品やロット単位での在庫ラベル発行は不可能でした。そこで鶏肉については、品目別の固定ロット番号を使うことで、都度ラベル発行・貼付する手間を回避。代わりにバーコードブックを使用し、検品登録を行っていただく運用としました。毎日同じロット番号なので賞味期限は目視管理のままとなりますが、入荷後即日出荷が基本であるためバーコード管理は省略可能と判断しました(入荷データをとることを優先)。牛・豚肉については、単品またはロット単位でラベル発行し、品目に応じた在庫管理運用の使い分けを行いました。
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- 検品によって入出荷スピードが落ちないよう配慮
- 鶏肉の主要部位は特に取扱量が多く、入出荷予定との正確な検品照合が難しいため管理に手間取っていらっしゃいました。そこで上述のバーコードブックを使ったハンディ検品を導入。バーコード付きの検品リストをまず出力し、バーコードブック(鶏肉)や外装ラベル(牛豚)のバーコードと照合、数量は目視確認して手入力する運用としました。これにより入出荷スピードを落とすことなく、入出荷予定との差異を早期発見できるように。在庫が合わず、月2回行う棚卸が長時間化する要因が1つ解消されました。あわせて加工原料/製品の入出庫、相対販売品の持ち出し/持ち帰りについても、すべて同じ方法でハンディ検品を実施。商品の受け払い履歴が確実に記録され、ほぼリアルタイムの在庫を捉えられるようになりました。
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- 新たに発生する入荷予定登録を合理化し、業務負担を軽減
- それまで当企業さまでは、仕入伝票を受領したタイミングで伝票登録を行っていらっしゃいましたが、入荷検品を行うためにはシステム登録(入荷予定データ)を前倒しする必要がありました。そこでsmartBPCの入荷機能に、当企業さま特注の「入荷予定入力機能」を増設。物量・頻度が最も多い鶏肉入荷は、入荷予定商品を朝便/昼便などのパターンごとにマスタ管理し、デイリー作業は数量のみの登録で済むよう設計しました。なお鶏肉以外の商品(牛/豚肉、セット商品など)については、品目ごとの重量や商品情報を入力できる仕様にして対応。システム入力作業の負荷を抑えるだけでなく、外冷への入庫依頼書もシステムから発行できるようになり、全体的な業務合理化に繋がりました。
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- 受注加工管理システム
- 導入費用
- 500~1000万円(21~50名規模)