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2021.02.03

食肉卸

高額な車載プリンタを使わずに、社外での伝票発行を実現

  • 課題

    事務業務の標準化

  • 導入システム

    食肉仕入販売管理システム

  • 導入費用

    500~1000万円(~10名規模)

  • 従業員規模

    ~10名

  • 業務形態

    加工卸(簡易加工のみ)

少数精鋭で事業を営んでおり、各営業マンが仕入発注~ルート納品までトータルオペレーションするのが特徴。商品入荷~納品までのリードタイムが短く、売上伝票は納品先で手書き発行しているため、出荷・納品業務の効率化および標準化が課題であった。

導入前の
課題

  • ・営業マン増員に伴い、担当者個別に行っていたExcel管理を廃止、標準化する
  • ・欠員や担当者の入れ替えが発生した場合も、「誰でもできる化」で各業務品質を維持する仕組みを作る

導入後の
効果

  • ・納品先での伝票発行が自動化されたため、納品業務の時短/効率化に繋がった
  • ・伝票の手書きや帰社後のExcel転記がなくなったため、人的ミスのリスクが減った
  • ・Excel管理体制から脱却し、社内標準の業務フローが確立された

製品・サービスの特長

主要機能のみに絞った機能構成で、システム導入コストを最小限に

少数精鋭型の当事業者様では、各営業マンがその日に納品する分を自分で発注し、入荷後すぐにルート納品に出発されていました。このため在庫量が少なく、業務分析の結果、受発注や入出荷検品による在庫管理のシステム化は不要と判断しました。代わりに、Excel管理で属人化が進んでいた仕入販売管理の効率化に焦点を置いたシステムを構築。弊社食肉管理パッケージ(smartBPC)では機能過剰であったため、パッケージの一部機能を受け継ぐかたちで、不定貫商品やトレーサビリティに対応した食肉特化型のコンパクトな基幹システムとしました。

在庫管理ラベルなしで、簡易的なトレーサビリティシステムを構築

国産牛も多く取り扱っており、トレーサビリティ管理も必須要件でした。しかし上述のとおり入出荷管理を省くことにしたため、別のやり方で商品トレーサビリティを実現する必要がありました。今回は、「その日納品する商品の仕入発注を、各営業マンが自ら行う」という業務フローを活かして、売上入力と同時に商品の仕入先を指定するやり方を採用。仕入先と重量情報から在庫を特定し、在庫の自動消し込みとトレーサビリティを実現しました。また出荷前にトリミングなどの自社加工で重量が変わるケースもあるため、手動で在庫消し込みする機能もあわせて取り入れました。

レシート伝票を採用し、高額な車載プリンタを使わずに納品先での伝票発行を実現

出荷までのリードタイムが極端に短いため事前の伝票発行が不可能なことに加え、一般的な車載プリンタは1台数十万円と高額で、人数分の購入が予算的に難しい状況でした。そこで代わりの伝票発行端末として、肩掛けして持ち運べるモバイルプリンタを採用。モバイルプリンタからはレシートタイプ(感熱紙)の納品伝票を出力する方式としました。納品先がレシート伝票への移行を受け入れてくれるかという問題もありましたが、当事業者様のアイデアで専用の小型バインダーを納品先に提案し、伝票の保管に困らないよう工夫したうえで運用移行を行いました。

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